拡張性が特長のVaonisハイエンドスマート望遠鏡「Atlas」発表

ハイエンドなスマート望遠鏡を扱うメーカーとして知られるVaonisから「Atlas」シリーズが発表された。

写真や映像からは、双眼望遠鏡なのか? と思われる外観なものの、Atlasシリーズはモジュール拡張が特長となっており鏡筒1台から構成することが可能だという。鏡筒も交換可能な一部になっており、同社から今後発表される各種光学系ごとの換装が期待できるとのこと。

また、鏡筒にスライド脱着可能な1.25インチのフィルターも同社のスマホアプリGaia上で自動認識され、ハード・ソフト共に拡張できる構造になっているという。

ティザーではいきなり内部構造が分かる映像も用意されており、アルミダイカストで組み上げられていることが分かる。重量は3.0kg(鏡筒/台)+3.5kg(マウント部)。Atlasは「Sky Guard」(全天カメラ)を内蔵したマウント部と(中央円柱構造の天頂部に内蔵)、1〜2本の80mm画像モジュールを内蔵する「Sky Dock」で組み合わせるモジュラー式のスマート望遠鏡だ。

光学系は口径80mm、焦点距離は360mmでf/4.5アポクロマート4枚。センサー部は11.2✕6.3mmのSony IMX585で4K解像度に対応する。広角側はSony IMX676(12MP)、185°魚眼レンズの全天カメラを搭載。

同社別シリーズの「Vespera」のSingle構成と比べるとAtlasは口径が80mmあり、VesperaのSingle 50mmと比較して約2.5倍の集光力を誇るという。

なお発売当初は経緯台モード主体になるものの、将来的には赤道儀モードへの対応も予定されているそうだ。

Atlas Singleの価格は4,990ユーロ(セール3,990ユーロ)で約72.2万円、Atlas Twinは6,990ユーロ(セール5,490ユーロ)で約99.4万円(1ユーロ181円換算)。