DWARF miniのファーストライトに行ってきました ── 静岡県・富士宮口新五合目

月曜日は晴れる…との天気予報を信じ、日曜夜発でDWARF miniのファーストライトに行ってきました。道中、東名・御殿場ICから御殿場登山口太郎坊までずっと曇ってたけれど、いつも通り御殿場は雲海だと強く信じて向かいました。。。

到着地は、東京都内からでも高速を走れば(比較的)近い富士宮口新五合目です。いつも以下リンク先を参考にして出掛けるか決めています。

まずは、Pixelで天の川を撮ってみます(下写真1:9/14 0:19, Pixel 9天体撮影モード4分間自動スタック)。

気温19℃でしたが、風が強くて薄明近くまで三脚揺れを気にしっぱなしの連続でした。

↓撤収近くに同じくPixel天体撮影モードで撮ったものです。こんな感じで、DWARFLAB純正のミニ三脚に本体を乗せています(下写真2:9/14 4:02 Pixel 9天体撮影モード4分間自動スタック)。

0時30分、初っ端から赤道儀モードに挑んでみたものの…

まず最初に、本体を三脚セット後に電源ON、続いてスマホのDWARFアプリを起動して本体接続します。

予備知識そこそこなものの、ここはせっかくだから初っ端から経緯台でなく赤道儀モードにチャレンジしてみよう!そう、意気がって三脚をチルト35度に傾け、アライメントへ挑みます。。。

画像1、2:しかし…、「失敗」表示続き。

なんどやっても「検証中…」表示の繰り返しです汗、汗

幸か不幸か、この晩は新月で周りが真っ暗なため、鏡筒がどっちを向いているのかまったく見えない始末…汗

MeadeのETXであればウォームギアーが唸って分かったけれど、DWARF miniはめちゃめちゃ静かな駆動音です。本体をジーっと凝視してやっと動いてるのか?が把握できる程度。スマホ用のジンバルが動いてるような静音です(私的にも分かりづらい…)。

そして、20分以上赤道儀モードチャレンジしてたけれど、けっきょくこの晩は諦めて経緯台モード(「Az/Alt」表示)にしました。

↑時間は0時32分、気温17℃、バッテリー90%であることが分かります。後になって分かったけれど、この表示はDWARF mini本体情報のようで。スマホ側のバッテリー残量はいくつなんだ?まだ、始めたばかりだからいいか…と放置です。

0時55分、最初は「北アメリカ星雲」で30分撮影コース

まずは星図で確認。

記念すべき最初の撮影は北アメリカ星雲。30分と決めました。

↑星図スクショをとり忘れたけれど導入中の図です(画像3)。時間は0時55分ですが、3時半以降に薄明が始まるので先を急ぎます。

↑左側「…」三点メニューをタップして設定を眺めてるけれど、初っ端なので弱気なオート任せにしました(画像4)。

↑パネル右側の赤背景にマト🎯のようなものがシャッターボタン。タップして撮影開始です(画像5、6)。

0時58分頃に開始ですが、1時02分には15枚撮影済みで11枚スタック済みであることが分かります(↓パネル上で上側赤色バックの「15/999、11」と数値が見える部分)。

↑はシャッターボタン長押しして停止済みのところ(画像7)。このとき1時28分なので、30分程度で78枚スタックだと分かります。

天文スタジオ自動処理後の写真

後ほどオフラインで処理しました。アプリで自動処理したものが下画像です。もう人力不要なAI並みです…。

1時40分、次は「オリオン大星雲」で60分撮影にチャレンジ

北アメリカ星雲は30分露光で目を見張るような凄さがなかったため汗、今度は派手なM42へ向けることにしました。

まずは星図で確認。

↓その前に、ちょっと土星も見てみようか。そんな思いから向けてみたものの、パッと見で惑星を考えるのは今後やめようと思ったのでした汗

↑悪いですが、まったくやる気を感じません…笑(画像8)。

まぁ焦点距離からして低倍率なのでぜんぜん期待してませんでした。そう自らに言い聞かせます。。。

↑パネル右上の土星というか天体が回っているようなアイコンをタップすると対象選択画面へ遷移します(画像9)。

↑星図からM42(オリオン大星雲)を探してタップして、「OK」で導入です(画像10、11)。

↓す、凄いですまだスタック開始してない状態です。導入しただけでこの有り様ですか(画像12)。昔、ETXでM42導入はけっこう大変だった記憶が…、横浜の市街地では尚更です。

富士宮口新五合目は標高2,400メートルですが、空気が市街地とは雲泥の差です汗 ファーストライトで贅沢しすぎだと改めて感じます。。。さて、1時42分程度から撮影開始です。

↓1枚目でコレですか。。。既に自動画像処理していることが分かります(画像13)。

↓10分程度で36枚(画像14)。

パネル上側にはスマホのバッテリ残量確認をしたかったのでスワイプしてみたところです。65%だと分かります。

残量の差は後でもっと広がるのですが、DWARF mini本体側の方がバッテリーの減るスピードが速いようです(DWRF mini:7,000mA、参考Pixel 9:4,700mA)。

↓30分程度で88枚(画像15)。

↓45分程度で終了しました。この場では「✕」タップにて、後ほどオフラインで画像処理を行う「天文スタジオ」(Astro Studio)を触ってみようかと思います(画像16)。

天文スタジオ自動処理後の写真

2時30分、最後は「馬頭星雲」で90分撮影にチャレンジ

まずは星図で確認。

↑撮影開始は2時34分程度(画像17、18)。3回目の撮像開始にて、DWARF mini側のバッテリー残量が厳しくなってきたのでモバイルバッテリーを繋ぎました⚡️。

部屋で動かしてみた時、本体がぐるぐる回って怖くなったため、そして急きょ充電したい時にUSB-Cジャックを挿し込んで本体を揺らさないためにコネクタ側をマグネット式にしています↑。また、5Vでなく12V表示からもPD充電対応していることが分かります(写真3)。

↑さすがに処理1枚目では何も見えません(画像19)。

なお、バッテリ消費は1時頃に82%で開始して90分で42%です。気温は稼働直後が17℃、この時点では20℃に上がっていることが分かります。撮像しっぱなしなので本体が温度上昇してるのでしょうか。

いずれにせよ、モバイルバッテリーを用意しておいて良かったと思うのでした。

↑10分程度経過して35枚スタック完了したところ(画像20)。

↑90分程度で191枚撮像しました(画像21)。

ちなみにオリオン大星雲までは、撮影枚数とスタック枚数の進み方に10枚程度の差がありました。一方で馬頭星雲では撮影待ちでスタックが進んでないように見えます。

理由は、この晩の新五合目がとても風が強かったため撮影失敗多かったのか?!気になります。この辺りの情報が分かるといいなと思った次第です。あと、、、スマホ側のバッテリー残量もアプリ上に表示できないものでしょうか(スワイプしろよ、と言われればそれまでですが…)。

↑馬頭星雲も後ほど、オフラインの天文スタジオで仕上げてみたいと思います(画像22)。

天文スタジオ自動処理後の写真

あっけなく目を見張るほどの写真が完成します。しかしまぁ90分粘ったのに47分30秒換算とか、最終生成するまで分からないのですね(撮影中でもスタック済み✕シャッタースピードで目安になるのか…)。。。

このクオリティで満足するならば後はもう、撮影場所と撮影時間を確保するだけということでしょうか。なおバッテリ残量はというと、90分で30%程度復活したけれど、意外とDWARF mini側はバッテリ消費が激しいことが分かりました。

↓最後にPixel 9でオリオン座を撮ってみました(下写真4:9/14 3:39, Pixel9天体撮影モード4分間自動スタック)。Pixel撮影でもかなり星雲が見えます。期待通り御殿場市街地は雲の下です。

今度は同じ対象を光害のある市街地で試してみたいと思います。